続けるということ
2009 / 01 / 09 ( Fri )
先日ご紹介しました上大岡トメ氏、池谷裕二氏共著の『ノウダマ』を読み返して思ったことがあります。
それは、続けるということにはかなり幅があって、途切れ途切れであってもやっていることがあれば、それも続けることになるのではないかということです。
確かに効果のことを考えれば、毎日やる方がいいのでしょうが、例えば禁煙、これを何年も続けることはできない人にとっては難しいことのようですが、何度も挑戦しているとすれば、禁煙が続いているとはいえないかもしれませんが、禁煙に挑戦し続けていることにはなるのではないでしょうか。
何故こんなことを考えたかというと、らくだがなかなか身につかない生徒がいて、そういう子にこの子は続けるのが苦手だからと言ってしまっては、身も蓋もないのではないかと考えたからです。
そういう子でも、時折やる気を出すことがあります。しかし、得てして続かない。
でも、『ノウダマ』に書かれているように(最新の脳科学が言っているように)人間の脳は「三日坊主」になりやすい性質を持っていて、仕組みを逆手に取ることで「続ける」ことにコツがあるのだとすれば、投げ出すのではなくて、何度も挑戦してみて少しづつそのことを身に沁みこませて行く過程こそが成長と言えるのではないかと思ったのです。
だから、できることだけがいいことではなくて、できないことを受け入れる必要があるということになるのでしょう。
とすれば、生徒とのやり取りの中で如何に淡蒼球を刺激する行動を起こさせるかということが指導者が留意しなければならないことなのだと肝に銘じたのでした。
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