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「自己組織化」と「有坂方式」
2010 / 02 / 05 ( Fri )
東京大学准教授の池谷裕二氏の著作『単純な脳、複雑な「私」』を読みました。
その付論で面白いシュミレーションを紹介しています。
ざっと説明すると、例えば10×10のマスを用意して、それぞれのマス目をランダムな色で塗ります。
それから、またひとつランダムに色を選び、その色に一番近いマス目の色と混ぜます。同時にそのマス目の周囲のマス目にも選んだ色を少し混ぜます。
この作業を「暴露」というのだそうですが、これを繰り返すと自然と色の分類(これを「自己組織化」と言うのだそうです)が始まるのだそうです。
そして、この「暴露」という行為をある小説に適用したものを卒業論文とした学生が、池谷氏が留学していたコロンビア大学にいたのだそうですが、これをすると、小説の内容が分類されてわかりやすく要約されたのだと言います。
このエピソードを読んだ時、私は浪人時代を思い出しました。
私が通っていた予備校に有坂先生という名物講師がいて、その先生が、現代文の読解法として提唱されていた方法がありました。
それは、よく出てくる単語を丸で囲み、線でつなぐ。順説の接続語は逆三角形で囲み、逆説の接続語は普通の三角形で囲む。「ねばならない」などの二重否定語は二重丸で囲む、というものでした。
残念ながら、私は浪人時代にはこのメソッドの意味がわからなかったのですが、池谷氏の本を読んで、「有坂方式」は、この「暴露」と同じことなのだと思いました。
この印をつけていくことで、文章の骨格が浮き彫りにされていくのですね。
私は、そのことに浪人時代から何十年も経って、「ああそういうことだったのか」と腑に落ちたような気がしたのでした。
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