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泰然と生きる
2011 / 06 / 13 ( Mon )
原発事故(つまり震災)直後は、管内閣の対応は早くていいという印象でした。
何日かするうちに、枝野官房長官の会見内容に包括的でないというか全体的な見通しの中で発せられているのではないのではないものを感じるようになりました。
その際、枝野官房長官が原発の専門家ではないからなのか、東電もしくは安全保安院の中には事故の全体像を把握している人がいるのだろうかという疑問がわいてきました。
わたしはこのころからテレビをほとんど見ない、情報はもっぱらラジオとツイッターから得るという生活になってきていたので、その中では東電も政府も安全保安院も情報を隠している、海外に対しても出そうとしていないと言われていて、何かまずいなと感じるようになっていきました。
震災から3か月がたちました。
震災当初、私が情報を得ているラジオ番組では、コメンテーターの方が「このような危機的な状況下では、被害を過大に見積もって状況がそれほどではなければそれに応じて対応を狭めていくものだ。今の政府のやり方は状況を過小評価して、何かが発覚すれば対応を拡大するようなやり方だ」と批判をされていました。
この当時の避難地域はまだ、福島県、宮城県のまだ一部地域に限られていました。
しかし、原発の処理は一向に進まず、放射能は垂れ流し続けられ、東京でも神奈川でも静岡のお茶からも放射能が検出されています。
いったい私たちは、東京を捨ててどこかに避難しなければならないのでしょうか。(私は東京在住なので)
被災地の方々は、「早く元通りの生活に戻りたい」とおっしゃいます。
ところで、放射能の減衰期間は何十年とか何百年とかいう単位のようで、瓦礫も百年分あるという話を聞くと元に戻れない地域も確実にあると考えられます。
とすると、そこに住んでいらした方たちは、単に避難しているという状況ではなく、移住、転職を考えなければならないということになり、当事者の方たちにはそのことを告知されているのか、そのための何か手当なり便宜なりがはかれるようになっているのか、という疑問がわいてきます。
また、現時点で原発が全くコントロールできていない、もしかするともっと深刻な事態も想定されるとしたときに、先に述べたように地元の方々はもちろん、東京都民や千葉県民、神奈川県民までもがどこかに避難しなければならないのでしょうか。
現在の報道は、マスコミの報道姿勢をラジオやツイッターは、情報の隠ぺいについてばかりを報道していますが、これからどうなっていく可能性があるのかということについては触れられることはないようです。
情報が開示されていない中では、想定できないということなのかもしれません。
いずれにしても、だれがどうとか言おうと言うまいといまのところ放射能は垂れ流しだし、それを食い止めることも当分の間なさそうです。
わたしたちは、黙って被曝していなければならないのでしょうか。
震災から程ないころ、乙武洋匡氏が『「声をあげろ」という人もいる。「逃げたほうがいい」という人もいる。僕は、そのどちらでもない。うまく言い表せないけれど、「泰然と」かな。その答えに、もどかしさを感じる人もいるかもしれない。だけど、それが、僕と、僕の家族を守る、いちばん僕らしい方法だと思うから。』とツイートしていたのを思い出します。
わたしは、自分から進んで線量の高いところへ移動しようとも思いませんし、線量の高いところの人が避難するのも当然だし、子供の安全を考えて住む場所を変えるという行動も当たり前のことと思います。
でも、どこか乙武さんのような心境でいたいという気持ちを持っていたいと思います。
来週は、ボランティアに石巻に行ってきます。
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